オーラについて*

09Dec164K561.4K

最近では、オーラという言葉も有名になり、それに色があったり性格を表していたりとよく知っている方も多くいると思います。馴染みがあることに関しては良いと感じていますが、試しにグーグルなどで検索するとオーラに纏わるいろいろな考えや概念がたくさんあって、中にはそれぞれで相違するものや、一貫していないものまであります。つまりは分かりづらくなってしまっているので、一旦整理して不純なものに惑わされないようにしよう、という思いからこの記事を書きます!

はじめに、オーラの概要

オーラと聞くと抽象的で、醸し出す”雰囲気”という風な認識をしている人がほとんどかと思います。間違いではありません。少し踏み込んだ表現をすると、肉体から出る物質エネルギーと霊魂から出る霊性エネルギーのことを総称してオーラと呼びます。肉体から、というのは文字通り肉体を構成している細胞一つ一つの活動エネルギーだったり、熱、フェロモン、蒸発する汗など生物学的代謝によって出るもののことを言っています。

少しトリッキーなのが次の、霊魂から出る霊性エネルギーです。精神(心)の動きやその個体の持つ霊力を表すのですが、物質オーラと混ざり合うのがほとんどなので見分けがつきづらいです。霊性エネルギーは魂そのものが発するエネルギーでもあるので、その部分を視ることで深層を把握し高次のアドバイスをすることもできます。

オーラの視え方

概要をお読み頂ければ分かるかと思いますが、肉体と霊魂があれば必ずオーラはあります。生命として生きていれば必ず出るもの、ということですね。では、オーラが視えると言う時、それはどんな風に見えているのでしょうか。まずは分かりやすい例としてグーグルで画像検索をして、僕が見えているものに最も近い画像を紹介します。

human-aura

体を覆うような、皮膜のような、そんな風に見えます。上の画像では、無色或いは白濁した靄のようですが、その靄に色がついたり、光ったりしているように視えます。常に出続けているので、視ているともちろんうっすらと動いているのが分かります。

この透明或いは白濁した状態のオーラを、プラーナと言います。サンスクリット語で呼吸・息吹などを意味する言葉ですが、スピリチュアリズムの世界では”生命力”と解釈しているようです。生命エネルギーそのもの、という意味ですね。

生命エネルギーと表現したのは、物質エネルギーと霊性エネルギーの両方が合わさった状態で放出されているというこを伝えるためでした。オーラには色があって、その色によって現状がよく分かるのですが、合わさっている状態のだけではなくそれぞれのエネルギーを分けて視ることも必要になります。

眼で視る意外にも、スピリチュアル・センスによっては感じ方が異なります。霊感というのはいろいろなチャネルというものが存在していて、分かりやすく言うと共感覚のようなものなのですが、視覚的な認知ではなく感触や味覚などでオーラを”視る”こともできます。

オーラを読み解く、オーラ・リーディングについて

では、実際にオーラが視えたら、どういう風にしてその意味を読み取り解釈しメッセージを伝えるか、というところが気になると思います。オーラは様々な状態で視えるので、残念ながら教科書のようなものを作ることがとても困難です。たとえば色で視える場合、その色によって判断できそうな気もしますが、ひとつの色だけでなく混り合ったり、均整のない風に視えたり、また動いているので途中で色が変化したりするので、実践し実感しながら憶えるしか現段階では無いかと思っています。

とは言っても、どんな風に読み解いているのか気になりますよね。僕の行うオーラ・リーディングでのメソッドというか、流れを紹介します。

  • 被験者の方と対面するように座ります。立っていても変わりはありません。
  • オーラを視る時は相手の顔ではなく、その背後のあたりを遠い目でみます。
  • するとすぐに色のついたオーラがぶわっと広がるようにして視えます。
  • 次に眼ではなく、スピリチュアルチャネルのひとつである知覚で相手の状態を探ります。
  • 視覚と知覚の両方で霊的存在と交信も、同時に行います。チャネリングというものですね。
  • そして、受け取ったメッセージや読み取れた状態を、ご相談頂く内容に従ってお伝えします。

こんな風にして行うのですが、ほぼほぼ知覚でのコミュニケーションなので視覚的なやりとりは少ないかと思います。

すぐ実践できるオーラを視る方法

霊的にオーラを視るのではなく、眼で見てオーラの靄や色を判別することは割と簡単にできます。スピリチュアルチャネルではなく、という意味なので、視るコツさえ理解できればいつでもどこでも観たい時にみれます。

方法は簡単なのですが、もちろん何かを覚えるには相応の時間がかかりますので、最近流行している”3日でできるほにゃらら!”みたいな自己啓発本のようにはいかないので、ほどほどに覚悟をしてください笑。下に紹介するのは、オーラをみる方法と見えたオーラの色を簡易的に分析する方法です。興味があれば挑んでみてください!

オーラを見る

視点がとても重要になります。近い一点を見ながら遠い一点を同時に見るときの両眼の状態が意図的に再現できる必要があります。宙を見るときやぼーっと遠くを観るときの感覚に近いです。では、実際に自分のオーラを見てみましょう。

  • 自分の手から出るオーラを見てみる。
  • 背景が白い方が見やすいです。
  • 壁やテーブルに手を起きます。手の周りに影ができると見づらいので注意してください。
  • 指のフチ(輪郭)を見ながら、壁やテーブルの向こう側を見ます。
  • 瞬きすると見づらいので瞬きせずじっと見えてくるまで見続けます。
  • 始めの段階では透明の靄が見えてきます。透明の靄が少し白濁してきたら第一段階クリアです。
  • 第二段階は、その白い靄が消えないように視点を少しずつズラします。
  • 視点を移動させると見えなくなり易いのでここでも少し反復練習が必要です。
  • 第三段階では、視点を動かしながら色が出てくるポイントを探ります。
  • 色が見える視点を見つけたら、そこをじっと見続ければ全体にオーラが広がるように見えてきます。

慣れが大切なので、見えた!と思ってもぬか喜びせず繰り返し練習して精度をあげてみてください。そのコツはすぐに忘れてしまうので、見えなくなってしまうこともあります。実際に他人を見る時はこの見る時のコツを使って見て、自分のオーラを見るときとは少し勝手が違うことも体験してみるのも良さそうですね。

オーラを読み解く

見ることに慣れたら、オーラの量、オーラの色、オーラの質感などから分析することができます。とても簡略化しているので占い感覚で楽しんでもらえればと思います。

オーラの量とは、文字通り見た対象のオーラがたくさん出てるかを意味します。生命力が高い人や霊力の多い人はオーラがたくさん出ています。このオーラ量を見て、健康状態などを判断できます。全身を見たときに部分によっては少なくなってしまっているようなこともあるので実際に見てみてください。

オーラの質感は、見たときにサラサラ流れているか粘ってドロドロしているかなどを意味します。理想的なのは雲のように軽やかかつ濃く背景が見えなくなるような状態です。逆に、重く薄いような場合には心の状態が不安定だったりすることが多いです。

オーラの色は色相環上の色で見えることがほとんどです。色の種類に良い悪いはありません。色がくすんでいたり濁っていたり、端的な言い方をすれば汚れているように見える色というのは良い状態ではありません。またもやグーグルで色相環の分かりやすい画像を見つけて来たので拝借し、それぞれの色の持つ傾向を紹介します。

color-wheel
黄系統

【長所】考えるペースが早く楽しいことを好む。行動力があって、オープンなので人見知りしない。交友関係が広い。
【短所】空回りしやすい。大切な場面で不注意になり凡ミスをしがち。よく考えないで行動するので、知らずのうちに周囲に迷惑をかけている。

赤系統

【長所】体が強く、活発で元気はつらつとしている。推進力があるので周囲をリードできる。運動が好き。
【短所】自分の見聞きしたことしか信じず、頑固。人の話に耳を傾けないので猪突猛進になりがち。

青系統

【長所】冷静で、じっくり考えてから行動する。一歩下がって観察するのを好む。顔にはでないが情熱的でもある。
【短所】悲観的になりやすく、内向的。頭で考えがちで心を蔑ろにしてしまう傾向がある。

紫系統

【長所】感性が鋭い。応用して考えるのが得意のでクリエイティブ。影響力が強く、慈悲深い。
【短所】情に流されやすい。盲信する傾向があるので騙されやすく、恨み嫉みを持てば恐ろしく厄介。

緑系統

【長所】責任感があり、誠実。均整を重んじるため、平等を好む。自律でき、向上心をもって行動できる。
【短所】失敗を嫌う。平等という価値観を押し付ける傾向がある。他人へ依存しやすい。

簡単に判断できるように大まかな色の系統ごとにその色が表す性格や傾向を紹介しています。各系統の間に属すような色は、その2つの系統の意味合いが合わさっています。視認した色の微妙な具合で判断して、バランスをとって分析してみてください。ちなみに、黒い色は基本的には死や衰退を意味するので良い意味で捉えることは少ないです。

以上で、ざっとではありますが、オーラの簡単な解説になります。実はチャクラだったり憑いている守護霊との関係性などもいろいろとオーラに影響しますが、この程度であれば馴染みやすいかと思います。分かりづらいところがあれば、ぜひ聞いてください!自分自身の理解を深めるためにも質問頂けるのはとっても助かります。

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