霊的存在の階級

03Dec161.6K1222.3K

僕がスピリチュアルな話をする時に、神霊とか天霊という風な言い方をして神様や他の霊的存在とを区別して表現することが多くあると思います。しかし、その表現をしている対象だったり区別する基準だったり、詳細を省いて話をしてしまうので、もしかするとよく分からないと思われる方がいるのではないかと思い今回はこの階級をテーマに少し詳しくお話をしようと思います。

「霊」と言うとき、上位3つの存在を除いた霊的存在全般を指します。また、霊的存在の一番初めの段階を指します。肉体が滅して、魂だけの状態になったばかりの霊体です。

その次の段階を「純霊」と呼びます。肉体にある未練を昇華した存在で、人に対する害意はないが注目はしている状態です。逆にひとつ段階が落ちると、「腐霊」と呼ばれる存在になり、人に対して害をもたらす存在になります。

俗に守護霊と馴染みのある存在が次の段階にある「精霊」と呼ばれる存在になります。文字通り主に人に憑き、守護する存在です。ここからが高次の存在となり強く人に影響を与えられるようになります。

守護する役目から導く役目になると段階がまた上がり「尊霊」と呼ばれる存在になります。指導霊と言えば馴染みがあるかと思います。尊霊は天界が定めた人に憑かせるために特別な学びを経ているので、憑かれる人は霊感にしろ直感にしろ鋭敏な人が多いです。

次の段階を「禅霊」と呼び、天界へ入界するための学びをする尊霊のことを指します。天界は聖なる区域となるため極めて清らかでないとならないそうです。

天界には「天霊」「聖霊」「神霊」と続く存在がいます。「神霊」は神使と呼ばれ、上位に存在する神様の使いでもあります。神様は天界・霊界・この世界のいずれにも直接干渉しない存在なので神霊を介してその御意志を伝えられます。そうは言っても、神霊という存在は人の目から見れば神と同等の存在に感じられるため一般に神様仏様という表現をします。

「聖霊」というのはひとつの場所に縛られない高貴な存在です。神霊は基本的に神聖とされる場所に永存するような体裁で鎮座し、それをサポートするように一部の天霊も同席します。聖霊もサポート役なのですが、世界各地の様々な場所を行き来します。龍神や天狗、白狐などが代表的な一例です。

「天霊」は天使と呼ばれるような存在で、天界の意思を随時この世界へ伝える役割があります。妖精のような姿で視えることが多いように感じます。

これらの階級は、人の社会における優劣とは非なるもので、その個の持つ霊力というか清らかさのようなものを表しているにすぎません。なので淀んでしまうとどの階級に属していようが、堕ちてしまいます。ちなみに腐霊にももうちょっと細かい階級はありますがここでは省略します。…少しだけお話しすると、貧乏神や禍ツ神などの邪神は神霊のクラスに属する存在です。人の価値観の全握では測れないものになるので、理解を深める為にもやはり別途事細かにお話しする機会を設けようと思います。

また、天界にある3つの階級に属する存在に限っては、「霊」からひとつひとつ階級を上がる順序でない作用で出現するケースもあるようです。一概に断定して説明はできませんが、上位の神様が関わっている可能性が1番高いのではないかと思います。

文面だけで説明するとぱっと見では分かりづらいと思うので下にリスト化したものも載せておきます。参考にしてみてください。全体的にわかりづらかったらお手間ですがご質問頂けると幸いです!

  • 天界
    • 神霊(シンレイ)
    • 聖霊(ショウレイ)
    • 天霊(テンレイ)・天使
  • 上位霊
    • 禅霊(ゼンレイ)
    • 尊霊(ソンレイ)・指導例
    • 精霊(セイレイ)・守護霊
  • 一般的な霊
    • 純霊(ジュンレイ)
  • 腐霊(フリョウ)

天界の上には絶対的な「神々」が存在します。天界の下は霊界で、霊でない世界は「この世界(僕たちの認知する世界)」というふうに言い分けます。

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