神社仏閣への参拝方法*

04Dec161.7K15145

いろいろな事情や訳があって、神社仏閣へ参拝に行かれるかと思いますが、作法の他に神様仏様に対してちゃんとした心構えが必要になります。僕も参拝していて、その辺りをしっかりと行なって居る方が少ないと感じていたので、今回の記事では僕が神霊様から伺った内容をお話ししようと思います!

まず初めに、神社と仏閣の違いを軽くお話しします。神社とは神霊様を祀り”この世界”と”天界”とが交わる聖域に建てられる社(ヤシロ)です。神社境内はそういった聖域独特の圧迫感や邪なものを祓う強さが感じられます。仏閣とは仏教徒が悟りを開くために修行をする建物のことを言います。神社と同じように聖域ではありますが、圧迫感や祓う力はなく、諭し浄化させるような穏やかな気の流れを感じ取れます。例外はありますが、大概がこの分別に当てはまります。もちろん実質を伴わないところもありますので、本物の場所に限ります。

仏閣の場合

仏教徒が修行をする目的が、その原点となるため、修行をするような体裁が望ましいです。仏様は常に見守って下さいますがあまり手や口は出しません。基本的に自分自身と向き合うことを念頭に置くことが第一に必要になります。もし心が乱れていれば、それを仏様に沈めてもらうようお願いし差し出される助けを一切拒まず、迷わず受け入れるようなイメージです。自分の本心に正直にいないと、力のとても強い仏閣では息苦しく感じたり、その性根を叩き直されるような結果になりますので注意してください笑。

神社の場合

神社は必ず神霊様が鎮座されております。いわば神霊様の御宅へお邪魔するような雰囲気があります。なので、正面鳥居から入るようにしましょう。また、その鳥居をくぐる瞬間から神霊様は僕たちの存在を認知しますので挨拶を始めます。挨拶とは自分が何者であるかを神霊様にお伝えするということです。
つまりは、「名前」「年齢」「生年月日」「出身」「現住所」がベースとなり「職業」「血筋」「縁を結んだ神社仏閣」など可能な限り事細かくお伝えした方が神霊様にそのあとにするお願い事を聞いてもらいやすくなります。

ベースとなる挨拶は鳥居をくぐった時点で必ずお伝えした方が良く、詳細は本殿へ着いて手を合わせる時にでも構わないそうです。祈願は必ず神霊様がいらっしゃる場所で言うようにして下さい。本殿にいない場合もありますが、それを感じ取れない方は本殿にて行なって下さい。神霊様に挨拶をしてから神域内を散策すれば、清らかな気を賜ることができます。

神様仏様にお願い事をする時、もし会話ができないようであれば、おみくじでお願い事の返答を依頼してみて下さい。そのあと引くおみくじでメッセージを頂くことができます。

参拝を終えた後は、必ず入った鳥居や門から出るようにして下さい。それぞれの聖域はとても強い気の流れがあるので、参拝者は自身のエネルギーがチューニングされ良い状態になります。この状態を穏やかに長く保つために、聖域内では左側通行かつ時計回りに歩き入ったところから出ることでスムーズに馴染ませることができます。

備考
  • 手水舎がありますが、これは自身が穢れていると感じる時に禊(心身を清めること)の簡易的なものとして手と口内を洗います。清らかだと自負できていれば行う必要はありません。
  • お賽銭は神社仏閣の家屋や管理運営して頂いて居る人に対するお礼の行為を表します。神様仏様とは無縁なのでその額によってご利益が変動することはありません。
  • 硬貨をお賽銭箱以外の、鳥居や神木のひび割れた目に入れることや池などに投げ入れるのはやめましょう。お金は邪気を帯びて居るので大変無礼な行為にあたります。
  • 霊力の低い人が陽の出ていない時間帯に参拝すると邪なものに目をつけられてしまうので控えた方が良いでしょう。
  • 御神木など聖なるものには不用意に触らないようにしましょう
  • 神様仏様と会話ができる場合にはその指示やご意向に従うようにしましょう。

という具合ですが、知って居ることや知らないことはありましたか?参考にしていただけたら幸いです!

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