大天使について

07Jan173.7K49620

今回は天使をテーマにお話をします。別の投稿で、僕の守護に4名の大天使がついてくださっているとちらっと書きました。僕の母方の血筋はクリスチャンなので、幼少期はそういった天使のような存在をよく見たり感じたりしていました。

その4名の大天使たちはもともと僕の母親を守護していた存在でした。命の危険に直面した時に母を助けたり、大事な局面や節目で母を導いていたと言っています。僕の守護に着くようになったのは、僕が18歳から20歳の頃でした。僕の霊性が不安定になり、いろいろなことを実生活においても経験するようになった頃です。

ちなみに、僕の母は想像を絶するような波乱万丈な生き方をしてきた人で、たまに、若い頃の話を聞きますが、小説を読んでいるかのような展開で、それ本当に起きたのかよ、と疑心を持つほどです。それもあって、大天使の守護というのは、(母が現在も無事に生きているため)、すごいんだなぁと実感しています。

僕はクリスチャンではないので、もしかしたら、そういった方々の知識とは相違する部分が多くあるかもしれません。これから紹介する大天使に関する情報は、僕が直接守護を賜って居る大天使に伺ったものになります。参考程度にお読みください。

十二大天使の一覧

四大天使は、比較的人の思考や行動に介入する存在で、太古(イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の成り立ち以前)より親しまれて居る天使たちです。彼らは同時に、複数の場所に存在できる存在でもあるので、神社などの聖霊とは少し格が違うというか、御力がとても強いです。ただ、大衆に対し威厳を見せるようなことはないので、大天使を認知できても感性がわずかに鈍い場合にはその光明さを実感できないかもしれません。

七大天使は、四大天使に3柱の大天使を加えたものをさします。メタトロン・サンダルフォン・ルキフェルが、加えられる3柱は、神々のすぐ下に座位する強大な大天使たちです。この七大天使たちは、唯一、神々の御前に立つことを許された存在でもあります。続く十二大天使に加えられる5柱の大天使たちは、その後ろに立つことを許された存在であります。あまりに強大なため、一部の政治的・宗教的都合によって堕天させられ悪魔と呼ばれることもあります。

ウリエル

[象徴]インスピレーション、解釈、天候、本、智慧
[色彩]赤や紅
最も”地に足のついた”と言える大天使です。人に叡智を与え、インスパイアし、その活動と繁栄をサポートする存在です。生命力に溢れて居るので、近しい存在である子どもたちの多いところに出没しやすい傾向があります。

ガブリエル

[象徴]言葉、奇跡、時間、慰め、水
[色彩]青や紺
神の御言葉を人に伝える役目を持った大天使です。受難を慰め、相応しい人には奇跡を与えます。お節介でもあるので、一見すると少し過干渉にも見えます。”人懐っこい”というと語弊があるかもしれませんが、積極的にメッセージを賜ってくださいます。

ミカエル

[象徴]志、均整、剣、戦、祈り
[色彩]黄や橙
最も厳しい大天使です。均整を象徴するように人を裁く存在でもあります。しかしながら、同時に人々の祈りや願いを聞き入れ神様に伝えてくださるので、厳しいだけでなく深い愛情を認めることができます。自律・挑戦する人を大いにサポートしてくださいます。

ラファエル

[象徴]守護、秩序、呼吸、心臓、調節
[色彩]緑や翡翠
守護天使といえば大天使ラファエルです。人を癒し、平穏を齎します。正統性のない攻撃から護ってくださり、邪心を払拭してくださいます。これは浄化を意味するので、人だけに限らず場や物質も、誠意を持ってお願いすれば清らかにしてくださることもあります。

サンダルフォン

[象徴]兄弟、唄、性別、運動
[色彩]金
誕生する全ての生命の性別を定める大天使です。世界の運動を支配しています。唄を人に授け、”祈り”という神に捧げる行為そのものを伝えた、と言われて居ます。

メタトロン

[象徴]契約、記録、代弁、法則
[色彩]銀
天界の管理人のような大天使です。世界で起こる出来事の全てを記録し、神に代わってそのお言葉をお伝えになります。世界の法則を支配しているので、因果や縁起の祖と言われて居ます。

ルキフェル

[象徴]破壊と再生、欲望、生命、魂の管理
[色彩]白と黒
英語ではルシファーと呼ばれ、悪魔と誤解されてしまう大天使です。天界では最も巨大で輝く姿で現れ人によっては神と崇めることもあるようです。魂を管理するため、死神のような姿で描写されることもあります。自然災害を起こし生命の寿命を決めて居るので、一部の人たちによって禍ツ神などとも呼ばれてしまいますが、天界を統べる存在です。ちなみに、キリスト教で描かれるレザレクション(復活)は、神より命じられたルキフェルがもたらした、ということらしいです。

ザドキエル

[象徴]慈善、慈悲、正義
[色彩]紫
愚者であろうが関係なく慈しみをもって、最後まで見捨てずに接してくださる大天使です。聖母マリアのようなお姿を連想させる立ち振る舞いがあります。

サリエル

[象徴]死、命令、治癒
[色彩]マジェンタ
大天使ルキフェルと大天使ラファエルを補佐する役目を持って居ます。大天使の中でも群を抜いて波動が高いため、少しでも邪心を持って大天使サリエルの怒りを買うと命を奪われます。

ヨフィエル

[象徴]知性、美貌
[色彩]ベージュ
その美しさから人を惑わす素材として誤解を受けてしまって居る大天使です。森羅万象の美しさは全て大天使ヨフィエルによって齎されます。また大天使ウリエルを補佐する役割ももっています。

カマエル

[象徴]視覚、攻撃性
[色彩]黄緑
腐霊や邪な考えを持つものを積極的に成敗する大天使です。大天使ミカエルを補佐する役割ももっています。眼を司るので、人に映像を見せて自戒を促すようです。

ラミエル

[象徴]幻視、伝達
[色彩]ターコイズ
大天使ガブリエルの補佐をする役割を持っており、神に対する信仰心をサポートします。カマエルと似た力を持って居るため、幻を見せて人を神の元へ導くようです。

十二大天使の区分

  • 四大天使
    • ウリエル
    • ガブリエル
    • ミカエル
    • ラファエル
  • 七大天使
    • ルキフェル
    • メタトロン
    • サンダルフォン
  • 十二大天使
    • ザドキエル
    • サリエル
    • ヨフィエル
    • カマエル
    • ラミエル

堕天について

キリスト教やユダヤ教、イスラム教などに登場する大天使ですが、彼らは人のような振る舞いをする描写が多くあります。ギリシャ神話や、日本では八百万の神で馴染みがあると思うのでイメージはしやすいと思います。人のように振る舞うということですから、そこには失敗や過ちなども書かれて居ます。創造主である神に対し歯向かうような行為や、その御考えを反対するような思考がある場合には、天界を追放し、大天使はおろか、天使ですら無い存在まで貶める(あるいは罰を与えると言い換えてもいいかもしれません)そうなのです。

おそらく、堕天については結構有名な話なのでご存知の方も多くいらっしゃるかと思います。なので、ルキフェル(ルシファー)が十二大天使の一覧に書かれて居るところを見て、驚かれたと思います。一般には悪魔(地獄)の王と呼ばれて居る存在ですからね。

しかしながら、実はそういったことはないそうです。なぜならば、もし追放されたのであればそれは天界に居られないということになりますから、言い換えれば、現在もそのお名前を聞けるということは何かしらの、人の、意図が背後にあってそうする必要があったという風に僕は推測しています。守護を賜って居る身なので、基本的には大天使に教えて頂く内容を疑わないようにしています。実際僕もルキフェルの名前を聞いた時には正直驚きました。以前に、大天使からちらっとそういった人が勝手に色々と変えてしまうという風な話を伺ったことがあったので、そのような推測をしています。

大天使たちはそれぞれ様々な役割を持っており、中には人が見て、あまり良い印象を抱かないようなものがあると思います。ルキフェルで言えば”破壊”だったり、サリエルで言えば”死”ですよね。でも、冷静に考えてみればそれらは悪ではなく、この自然界に存在すべき事象(事柄)だということが分かりますし、人それぞれに宿命と運命があるわけですから、心は騒ぐかもしれませんが理性で沈め、受け入れるべきだと僕は思って居ます。

最後に

四大天使たちは、積極的に人と関わりを持ってくださる存在だと書きました。それは、実際にその名を呼び祈願することで守護してくださるという意味でもあります。例えばチャクラの調節やグラウンディング・アセンディングなど瞑想の時に助けを借りても良いかもしれませんね。

それでは、以上で一通りを説明できたかと思いますが、どうだったでしょうか?わかりづらい点やご質問などあれば遠慮なく問い合わせてください!むしろ積極的に質問してもらえると助かるので宜しくお願いします!

またね!

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