この瞑想法シリーズでは、テーマ毎に特化した瞑想する心構えや考え方、テクニックを紹介しようと思います。今回は気功ヒーリングがテーマです。上級編となるため、ベーシック編や養生功編で慣れていても、少し難しいかもしれません。また、言葉で表現しきれない部分、多くなってくるので、僕がヒーリングを施す時の”感じ”が伝わればいいなと思って居ます。
気功ヒーリングと秘伝功
気功ヒーリングとは僕が勝手に名付けた名称なのですが、秘伝功という気功の考え方をベースにしています。では、まず秘伝功という考え方から気を捉えてみると、分かりやすいかと思うのでその辺りからお話を進めていきます。
秘伝功は一般的には外気功と呼ばれることが多いです。字のごとく”外の気”を用いる手法のことを言います。外の気というのは、他の生命が発する気や、地球そのものが持つ気だったりのことです。大義に見れば、天界を含む宇宙全体に流れている魂などのエネルギーのことでもあります。
霊感などがなく、感覚も敏感でない場合は、このエネルギーの流れをあまり感じ取れないかも知れません。肉体という壁があるので、外気の流れは体内に入ってくることはありません。なので、瞑想を通して意識的に取り込むことが、ひとつの技術と呼ばれるわけです。
瞑想を通してでしか体内に取り込めないので、上級となるわけです。また、感覚も鋭敏でないとその気自体を感じ取れないです。この外気を取り込んだあとにそれを用いて他者を癒すヒーリングという行為に繋げます。
外気の感じ方と取り込み方
そうすると、真っ先に重要になるのが外気を感じるところになります。そこで、参考になるかはイマイチかも知れませんが、僕がやってみて一番強く感じられた方法を紹介します。
外気の感じ方
- 椅子に浅めに腰掛け背筋をピンとする。頭頂チャクラから吊られているイメージですね。素足で足の裏面全体が床に触れていることが理想的です。
- 手は太ももか膝の上あたりに置く。肩や腕全体に力みが発生しないことが理想的です。
- 目をつむって、養生功編で紹介した呼吸法を行います。
- 呼吸が落ち着いて、冷静でいるのにも関わらず、空間の隅々まで感覚が行き届くまでじっくりと待ちます。
- 空間そのものが”自分のもの”になったら、さらに集中力をあげます。焦らず、気張らず、リラックスし冷静でいることが最重要です。
- 集中が安定してきたら、その空間に、”気の流れ”があることを認めてください。
- 気の流れは、それが在る場所によって様々なので、複雑な流れとして、単純な流れとしても感じられます。
- 感じられる気の流れが明瞭になったら、その気の流れを構成して居る小さな”気の粒”を感じてください。
- この粒は必ず、蛍の光のように、速度の差異はありますが、明滅しています。明滅の度合いまでも感じられるようにしてください。
- 気の粒が、気の流れの中にあって、気の流れが至る所で交差し流れているところを感じられるようになればクリアです。
ざっと、上のような感じで僕は感じられるようになりました。と、言いたいところですが、実はそれ以前にも感じて居た経験はありました。なので、残念ながら絶対に感じられるようになるかは保証できないです。もし、スムーズに感じられるようになったら下に紹介する取り込み方を続けて行ってみてください。ちなみに、気の粒は、砂よりも小さい粒子のような、できるだけ小さいものを、イメージしてくださいね。
外気の取り込み方
- 空間の気の粒を認識し、その流れを確認します。
- 次に、自分の中にある気の流れを意識し、それが皮膚から滲み出て居ることを認めます。滲むと同時に体の表面を流れて居ることも確認してください。
- さらに、チャクラについてで紹介した7つの代表的なチャクラに集中しその回転に沿って身体中の気が流れていることを感じます。
- 空間の気、体からにじみ出る気、チャクラの流れに沿う気、この3つの要素を感じられるようになれば、次のステップです。
- 空間の気とにじみ出る気を混ぜ合わせます。空間の気の粒が、にじみ出る気に入り込み一つの流れになるようにします。
- その混ざり合った気が体の表面だけでなく、少しずつ体内へ流れ込んでいくのを確認します。
- チャクラの流れに沿って、その混ざり合った気が行き渡ったら、体外・体内へ充満させます。
- 取り込んだ外気が、体に留められる気の飽和量を超えるように膨張させてください。ここまで気が大量に循環するので唾液の分泌が促進され、軽い発汗があります。体温が37度前後で安定するので寒さや冷たさは感じません。
- 目標として、気の塊の、球体のようなものの、中に居るような感じになればクリアです。
- この瞑想法を終えると、超えた分はすぐに拡散し外気へと戻りますが自分の気の飽和量は維持されます。
ヒーリングを施す
外気を感じ、取り込めるようになれば、十分に注意をした状態で他者に気を放出し治療をすることができます。ただし、とても繊細な精神的作業になるため、完全に慣れるまでは10分以上は行わないようにしましょう。
さて、僕は上記の気功法だけのヒーリングは行いません。スピリチュアリストであるので、その特性を生かして、神霊や尊霊や”天使”の存在から力を借り、或いは完全にヒーリングという行為自体を任せ、行うようにしています。
気功だけであれば、単に秘伝功での施術と言えますが、スピリチュアルな部分があるので気功ヒーリングと言っています。
霊的存在に任せることで、繊細な気のコントロールが乱れる危うさを減らせるし相手の質に合わせたものを送ることができます。次に紹介するのは、その気功ヒーリングを施すときの様子です。雰囲気なんかだけでもわかってもらえたら、と思います。
- 時間にしておおよそ30分から1時間ほどかかるのがほとんどなので、対象者には座るかうつ伏せに寝てらいます。
- 相手の、霊門(魂に直接アクセスできる箇所・心臓チャクラと喉チャクラの間ほどに位置するので、いわば背中の辺り)に手を当てます。
- 手には小孔(大きめの)があるので、そこから気(ヒーリングエネルギー)を放出します。
- 手を当てたら相手の魂にアクセスし状態を感じ取り、必要なヒーリングを尊霊(や神霊)に行ってもらうよう依頼します。およそ数秒の間隔でこのやり取りが行われます。僕はキリスト教系の血筋もあるので4名の大天使とご縁を結ばせてもらっています。気功ヒーリングの時にはその内の2名、大天使ガブリエルとミカエルに依頼します。
- 相手の基礎代謝をまず整える必要があるので、チャクラ系を正常な状態へ導きます。基本的に相手の気の流れを主に整えます。
- それから、事前に相談などを受けた心配のある箇所に多めに気(ヒーリングエネルギー)を送り込み定着させます。
- 相手の背中に手を当てた瞬間から、内気ではなく外気のみを送るよう意識していないと施術者側が大変危険なことになります。
- 相手が座っている場合には背筋をできるだけ(無理なく)伸ばしておいてもらう必要と、その姿勢を維持するだけで、他は寝ない程度にリラックスしてもらう必要があります。横になって居る場合には眠っても問題はありません。
- 気功ヒーリングを受けて居る側は、気を感じられる程度の感性があれば養生功を行い、施術者の送る気を感じ体内に留めるよう瞑想を同時に行うと日持ちします。
- 体調に作用されますが、一般に1週間程度は気功ヒーリングによって得られた気を維持することができます。
こんな具合で、気功ヒーリングを行います。気功は遠隔でも、なされていたりしますが、なぜ僕が手を触れる必要があるのかをお話しします。
気は、確かに遠隔で送ることができますが、僕の個人的な経験上、実際に触れた場合と比較すると効果が格段に違うと実感したので、遠隔での気功ヒーリングはしないと決めました。以前は行なったこともありましたが、現在はやっていません。会ってみたほうが、被験者の方にも色々と分かってもらえますしね。
どうでしょうか。言葉にしてみると、やはり分かりづらいですね笑。もし興味があれば依頼をしてみてください。実際に会って、やって見せた方が分かりやすと思います。少しでもこの記事を読んで頂いて、馴染めたなら幸いです。